行事情報

~第十回 花崎杜季女の会~

2018-10-05

 

 第十回花崎杜季女の会について、杜季女師にお伺いしました。

 

※今回の公演のテーマは「巴」ということですが、どのような経緯で実現されたものでしょうか。

 

竹本越考さんとはお友だちで、以前からご一緒に何か出来たらと話し合っていました。三,四年前に越考さんから「巴御前」はどうかしらとご提案いただき、私もそれはいいなと思って新作を舞台にあげようということになりました。一緒に木曽まで行き「巴」の生きた土地や空気にふれて、取材のようなこともいたしました。

 

邦楽界の重鎮でいらっしゃる千野喜資先生に、古典にのっとった言葉で詞章を書いていただき、作曲は鶴澤三寿々先生にお願いいたしました。お二人には素晴らしい詞章と音楽を創作していただきましたので、舞と共に存分に味わっていただけたらと思います。

※先生の舞の芯にあるものは、「巴」という伝説のヒロインに響きあうと思うのですが。

 

小さい頃は、巴の話を読んだり聞いたりして日本のジャンヌ・ダルクみたいな女性というイメージを持っていました。今は、巴が愛するひとのために、女の身ながら男と伍して必死に生きようとしていたところに魅力を感じます。

 

※「巴御前」という女性を表現するにあたってご苦心なさったことなどございますか。

 

巴は武将でもある女性ですから、薙刀を持って合戦場に向かいます。ですから、今回の地唄舞にも薙刀を使います。薙刀使いは、尾上墨雪先生に教えていただきました。

薙刀の刃を自分に向けるか外に向けるかは、流派によって違うそうです。流派によって違うことを知って、薙刀は決まった型があるのではなく自由に扱っていいと学びました。私は巴なら刃を自分のほうに向けるのではないかと考えて、その握り方にいたしました。

 

※薙刀の握り方に流派の違いがあることは初めて知りました。その他に今回の舞台を鑑賞する上で、先生の演出の工夫がございましたらお教えください。

 

今回の舞台構成ではあえて休憩を入れませんでした。最初の演目「菊の露」はご存知のように亡きひとを偲ぶ曲ですが、能楽堂にふさわしく舞台を死の世界に誘って場を浄め、巴を呼び出す意味があります。その後に素浄瑠璃が二十分ほど続いて舞になります。一時間十分ほどの舞台を一つの物語として「巴」の世界を表現したいと思っています。

 

※「巴」という花崎杜季女新作の充実した舞台が今から楽しみです。色々なお話をありがとうございました。

文責 珠真女

舞台があなたを呼んでいる

2018-05-06

 

2019年11月23日(日) 国立劇場で舞う方を募集しております

日本の芸能は、舞台参加、お稽古のしきたりなど解りづらくて足が引けてしまうというお声を伺うことがあります。この企画では、そこのところを、明確にいたしました。また、一流の演奏家、顔師、鬘、衣裳、着付け師の方に携わっていただくことで、日本の芸術を支える匠の技を是非、体感して頂きたいと望んでおります。

この企画にご賛同いただき、一歩を踏み出していただけることを、心よりお待ち申し上げております。

地唄舞普及協会代表理事 花崎杜季女

お申込み・お問合せ

地唄舞普及協会 jiutamai.fukyu@gmail.com    TEL.080-3933-8731

申し込み締め切り 2018年8月24日(金)

参加者が催行人数に達しました場合は、9月2日(日)の午後に説明会を開きます。

 

稽古

 ◆ 2018 年9月より ◆

・第3金曜日  19時より22
・第4日曜日  13時より16時(変更のある場合は、事前に ご相談させていただきます。) ・場所  六瓢庵(三鷹駅より徒歩4分) 

・講師  花崎杜季女  

 

◆ 稽古スケジュール ◆

9月~2月 全員で数曲を稽古。

3月~7  それぞれが美しく映える曲をこちらで選 定。決定曲の徹底稽古。

8月~10月 群舞の合わせ。地方(演奏者)との合わせ。狂言作家による演出決定。

1123  本番

 

 ◆ ご用意頂くもの ◆

浴衣帯一式(着物可)、足袋、扇(お稽古用の扇5000円をご 購入下さい) 

 

本舞台

地唄舞 花崎会 

・日時 20191123日(土)予定

・場所 国立劇場小劇場 

3曲位を選び、群舞を舞います。 

 

費用

30万円(20189月末日までに半額、20199月末日まで に半額のご請求になります) 含まれるもの:本番前お稽古(月2/20189月~2019 11月)、本番の衣裳、美粧、舞台、地方など一式) 

最低催行人数 : 6 

 

 

クラウドファンディング始まっております

2018-05-03

来年のポーランド公演の準備に向けてクラウドファンディング始めております。

本年6月、2019年の日本ポーランド国交樹立100周年公演に向けて、花崎杜季女がポーランドに稽古と準備のため参ります。ポーランドの稽古場では、来年に向けて、決意も新たに稽古に励んでいるそうです。この公演の成功のため、渡航費その他のご支援をお願いしたく、Campfireで、支援のクラウドファンディングを開くことにいたしました。多くの方にご賛同いただきたく、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

Campfire

 

 

 

~貴船神社、下賀茂神社 奉納舞~

2018-04-17

杜季女師は三月三十一日 貴船神社、四月一日 下賀茂神社にて奉納舞を行ないましたのでお話を伺いました。

今回の奉納舞は、若柳志寿さんのお誘いで賛助出演させていただきました。若柳志寿さんとは以前にも何回かご一緒させていただいたこともございますが、今回のご縁も大変ありがたいことでございました。若柳志寿さんは日舞の方ですが、おばさまは地歌三味線の大家の井上満智子さんですので、地唄舞にも興味を持たれていらしたようです。井上満智子さんには私の「山姥」の地方をお願いしたことがございます。
今回は若柳志寿さんの紫野の和の文化を発信する玄武庵http://gembuan.com/開設の成功成就祈願での奉納舞でした。貴船神社は若柳志寿さんのお住まいのお近くです。

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三月三十一日は貴船神社の奥宮で、若柳志寿さんは「雪」私は水にちなんで「滝づくし」を舞わせていただきました。観光客は貴船神社の本宮と有名な川床で食事までで、なかなか奥宮まで行く機会はないかもしれません。奥宮は清々しい空気の流れる場所で自然に宿るものを感じながら、身体が軽くなるようでした。自分の舞も心も洗い直されるような素晴らしい経験でした。

 

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四月一日の下賀茂神社では、橋殿での奉納舞で、私は「万歳」若柳志寿さんは「茶音頭」ご一緒に「御所の庭」を舞いました。世界遺産の糺の森の場所ですから貴船神社とは対照的で、観光客はもちろん結婚式とその道中の方などありとあらゆる方が通り、声も聞こえる雑踏の中での舞でした。昔、京都大路で見世物や色々な芸能をやっていた頃の雰囲気はこういうものだったのかしらと、勉強になりました。

 

 

 

 

東京の人間が京都で、しかもこのような歴史ある神社で舞う機会はなかなかありませんので大変ありがたいことだと思いました。幸いなことに二年後に竹生島での奉納舞のお話もいただいています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真

横田勝征(元京都新聞・報道カメラマン)

文責 珠真女

 

 

花崎三千花 舞花の会 ご案内

2018-03-18

-花崎三千花が第二回目の門下生の会を開きます。

今回は生花 山田一枝流一門の方々とのコラボレーション。

皆様の遊び心でこの一期一会をお楽しみ下さいませ。

日時:平成30年4月14日(火曜日)

開演:午後1時半(開場 午後1時)

会場:東京国立博物館 応挙館

台東区上野公園13-9

TEL.03-3822-1311

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