行事情報

阿佐谷神明宮にて舞を奉納致しました

2019-01-28

2019年1月6日阿佐ヶ谷神明宮にて地唄舞を奉納させて頂きました。

場所 阿佐ヶ谷神明宮能楽殿 午後12時より

とても寒い1日でしたが、参拝の皆様とご一緒に十日戎を舞い、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

ご覧いただいた皆様、舞に参加して下さった皆様、ありがとうございました。

花崎杜季女「巴」評 中島智

2019-01-18
中島 智先生 ((なかしま さとし、1963年 – )日本の芸術人類学者。専門は芸術人類学メディア論、現代芸術論、視覚文化論武蔵野美術大学非常勤講師、慶應義塾大学兼任講師(現代思想論)、多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員[1]。「芸術人類学」という学問領域の提唱者。)よりの、10月20日、花崎杜季女の会への評を掲載させていただきました。
まず拝見するまえに、以下のツイートをいたしました。花崎さんの藝に立ち合う心構えとして、自戒をこめて書いたものです。
「私たちが彼らよりもよく、また遠くまでを見ることができるのは、私たち自身に優れた視力があるからでもなく、ほかの優れた身体的特徴があるからでもなく、ただ彼らの巨大さによって私たちが高く引き上げられているからなのだと。」シャルトル学派
https://t.co/AXnRimqPhQ
古典を愛でることは、いわば “巨人の肩” に游ぶことである。それは〈変化する表徴〉ばかりに捕われてしまう意識よりも、それを支える〈変化しない本質〉のほうに根ざすことであり、いわば “集合的無意識の肩” に游ぶことである。
以上が、心構えでした。
そして、「菊之露」についての感想として、次のように書きました。
友人の花崎流地唄舞家元さんの公演を観た。伝統という通時的無意識に根ざした身体をもって、場のメディウムと化し、削ぎ落とされた最小限の所作によって、舞手の周囲の空気を動かし、そこに舞手が視ている景色を感染/幻視させる、名人の芸であった。
義太夫は、配布の資料のとおりに唄ってくださったので、とてもすんなりと入って参りました。素人の僕はしばしば、聴き取りそこねてしまっておりましたので、助かりました。
「巴別離」は、とてもダイナミックで、驚かされました。どの動きも安定していながら、しかし、まるで「次の動きが決まっていないかのような」初々しい動き!まさに今初めて起きているかのような臨場感ある動き!に、ビックリマーク(感嘆符)ばかりが、頭に浮かんでおりました。
ずいぶん同じ所作を練習なさるのでしょうけれど、その反復はついつい舞いの「再現」になりがちなのでしょうけれど、なのに、今初めて舞っておられるかのように舞う花崎さんに、凄みを感じずにはいられませんでした。
「巴懺悔」もまた、静謐な感動がありました。古典でなく創作の場合、往々にして「意識で舞ってしまう」方向に引っ張られると、予測していたのでしたが、それは愚かな杞憂でありました。それは見事に裏切られました。
花崎さんの舞いは、創作であっても、「無意識に舞わされている」と痛感いたしました。この無意識というのは、花崎さんが立たれている「伝統」とか「土台」のことです。それは舞踊という人類の長い蓄積の、いわば(先述の)「巨人の肩に游ぶ」在り方でした。
舞おうとせずして、舞う。
やはり、名人芸であると、今回もまた感嘆いたしました。

2019年 謹んで初春のお慶びを申し上げます

2019-01-15

 

旧年中の地唄舞普及協会への皆様のご支援に心から感謝申し上げます。

本年も花崎会一同精進してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

花崎会の前期活動予定

1月6日 阿佐ヶ谷神明宮にて奉納舞

1月27日 花崎玉女門下生の会

3月30日 花崎しの門下生の会

4月6日 花崎杜季女門下生の会

5月12日 広島縮景園の会

5月19日 花崎杜季女 竹生島奉納舞

ご興味のある方は地唄舞普及協会までお問合せください。

 

 

 

~第十回 花崎杜季女の会~

2018-10-05

 

 第十回花崎杜季女の会について、杜季女師にお伺いしました。

 

※今回の公演のテーマは「巴」ということですが、どのような経緯で実現されたものでしょうか。

 

竹本越考さんとはお友だちで、以前からご一緒に何か出来たらと話し合っていました。三,四年前に越考さんから「巴御前」はどうかしらとご提案いただき、私もそれはいいなと思って新作を舞台にあげようということになりました。一緒に木曽まで行き「巴」の生きた土地や空気にふれて、取材のようなこともいたしました。

 

邦楽界の重鎮でいらっしゃる千野喜資先生に、古典にのっとった言葉で詞章を書いていただき、作曲は鶴澤三寿々先生にお願いいたしました。お二人には素晴らしい詞章と音楽を創作していただきましたので、舞と共に存分に味わっていただけたらと思います。

※先生の舞の芯にあるものは、「巴」という伝説のヒロインに響きあうと思うのですが。

 

小さい頃は、巴の話を読んだり聞いたりして日本のジャンヌ・ダルクみたいな女性というイメージを持っていました。今は、巴が愛するひとのために、女の身ながら男と伍して必死に生きようとしていたところに魅力を感じます。

 

※「巴御前」という女性を表現するにあたってご苦心なさったことなどございますか。

 

巴は武将でもある女性ですから、薙刀を持って合戦場に向かいます。ですから、今回の地唄舞にも薙刀を使います。薙刀使いは、尾上墨雪先生に教えていただきました。

薙刀の刃を自分に向けるか外に向けるかは、流派によって違うそうです。流派によって違うことを知って、薙刀は決まった型があるのではなく自由に扱っていいと学びました。私は巴なら刃を自分のほうに向けるのではないかと考えて、その握り方にいたしました。

 

※薙刀の握り方に流派の違いがあることは初めて知りました。その他に今回の舞台を鑑賞する上で、先生の演出の工夫がございましたらお教えください。

 

今回の舞台構成ではあえて休憩を入れませんでした。最初の演目「菊の露」はご存知のように亡きひとを偲ぶ曲ですが、能楽堂にふさわしく舞台を死の世界に誘って場を浄め、巴を呼び出す意味があります。その後に素浄瑠璃が二十分ほど続いて舞になります。一時間十分ほどの舞台を一つの物語として「巴」の世界を表現したいと思っています。

 

※「巴」という花崎杜季女新作の充実した舞台が今から楽しみです。色々なお話をありがとうございました。

文責 珠真女

舞台があなたを呼んでいる

2018-05-06

 

2019年11月23日(日) 国立劇場で舞う方を募集しております

日本の芸能は、舞台参加、お稽古のしきたりなど解りづらくて足が引けてしまうというお声を伺うことがあります。この企画では、そこのところを、明確にいたしました。また、一流の演奏家、顔師、鬘、衣裳、着付け師の方に携わっていただくことで、日本の芸術を支える匠の技を是非、体感して頂きたいと望んでおります。

この企画にご賛同いただき、一歩を踏み出していただけることを、心よりお待ち申し上げております。

地唄舞普及協会代表理事 花崎杜季女

お申込み・お問合せ

地唄舞普及協会 jiutamai.fukyu@gmail.com    TEL.080-3933-8731

申し込み締め切り 2018年8月24日(金)

参加者が催行人数に達しました場合は、9月2日(日)の午後に説明会を開きます。

 

稽古

 ◆ 2018 年9月より ◆

・第3金曜日  19時より22
・第4日曜日  13時より16時(変更のある場合は、事前に ご相談させていただきます。) ・場所  六瓢庵(三鷹駅より徒歩4分) 

・講師  花崎杜季女  

 

◆ 稽古スケジュール ◆

9月~2月 全員で数曲を稽古。

3月~7  それぞれが美しく映える曲をこちらで選 定。決定曲の徹底稽古。

8月~10月 群舞の合わせ。地方(演奏者)との合わせ。狂言作家による演出決定。

1123  本番

 

 ◆ ご用意頂くもの ◆

浴衣帯一式(着物可)、足袋、扇(お稽古用の扇5000円をご 購入下さい) 

 

本舞台

地唄舞 花崎会 

・日時 20191123日(土)予定

・場所 国立劇場小劇場 

3曲位を選び、群舞を舞います。 

 

費用

30万円(20189月末日までに半額、20199月末日まで に半額のご請求になります) 含まれるもの:本番前お稽古(月2/20189月~2019 11月)、本番の衣裳、美粧、舞台、地方など一式) 

最低催行人数 : 6 

 

 

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