地唄舞の歌詞と解説 「み」の行
The MI-row
水鏡
歌詞
ひとめも知らぬ男なら 恨みも恋も有るまいものを なまぜ近江の水鏡 写して見れば水底は かたい堅田の石山に きつうのせたに わしゃのせられて 思ひすごしは我からさきの ひとつ前帯しどけない振りよ たとえあはずと三井寺の かねては思ひ入る崎の 矢橋の風に比良の雪の暮れ 実なれどもいたずら髪の いふに云われぬ世の中の人のうわさも七十五日 浮名きのどくの山ほととぎす はてそうじゃわえ はてそうじゃわえ 末はひとつのもとの水
作詞・作曲
作詞・作曲: 鈴木一平
解説
恋しい男の心を水鏡に映してしまい、意外な男の心を知ってしまった女性の情愛の深さを感じさせる曲となっています。
めぐり逢うことがなかったならば、恨み憎むことも恋焦がれることもなかったものを…女の切なく苦しい恋心を近江八景を歌詞に折り込んで唄い上げたとても美しいものです。 水面のようなゆったりと静かで奥深い素敵な振りが付いています。
参考文献
地唄舞普及協会 地唄の歌詞
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