高砂
歌詞
高砂やこの浦舟に帆をあげて 月もろともに出で潮の 浪の淡路の島影や 遠く鳴尾の沖過ぎて はや住江につきにけり はや住江につきにけり
解説
【現代語訳】
播磨国の高砂で、浦に泊めた船の帆を上げる。月と共に満ちる潮、波の淡路の島影を通り、遠ざかる鳴尾(なるお)の沖を過ぎて、早くも住之江に着いた。
・世阿弥によって作詞作曲された謡曲をもとに、戸川勾当が地歌を作曲。1784年の唄本に歌詞初出。
・結婚式や正月の祝言歌
【参考資料】
・『精選版 日本国語大辞典』
・https://www.worldfolksong.com/songbook/japan/takasago.html
・http://idolapedia.sakura.ne.jp/cgi-bin/song.cgi?mode=text&title=%8D%82%8D%BB